お客様:「ノダチさん、こんにちは!今検討してる中古物件、床が結構傷んでるんですよね。貼り替えたいと思ってるんですけど、種類が多すぎて何を選べばいいか分からなくて…。」
ノダチ:「いらっしゃいませ!床は家の印象を一番左右する大事なポイントですからね。面積が広い分、素材選びを間違えると『思ってたんと違う…』ってなりやすいんです。代表的な『フローリング』『クッションフロア(CF)』『フロアタイル』の3つ、それぞれの特徴を解剖していきましょう!」
1. 王道の「フローリング」:木の温もりと資産価値
お客様:「やっぱり一番人気はフローリングですよね?でも、フローリングにも種類があるって聞きました。」
ノダチ:「その通りです!大きく分けて『複合フローリング』と『無垢フローリング』の2種類があります。」
【複合フローリング】
現在、日本の住宅で最も普及しているタイプです。合板(ベニヤ)の表面に、薄くスライスした天然木や、木目を印刷したシートを貼ったものです。
- メリット: 温度や湿度の変化に強く、反りや隙間が出にくい。ワックス不要タイプや、傷に強いコーティング済み製品も多い。
- デメリット: 深い傷がつくと、中の合板が見えてしまう。踏み心地が少し硬め。
【無垢フローリング】
天然木をそのまま切り出した板です。
- メリット: とにかく質感が最高!冬でもヒヤッとせず、調湿作用があります。経年変化で色に深みが出る「育てる床」です。
- デメリット: 水に弱く、乾燥で隙間が開いたり反ったりすることがある。メンテナンスに手間がかかる(オイル塗りなど)。
ノダチ:「資産価値という面では、やはり『本物の木』を使っているフローリングが一番評価されやすいです。リビングなど、長く過ごす場所にはぜひ検討してほしいですね!😊」
2. コスパ最強「クッションフロア(CF)」:水回りの救世主
お客様:「クッションフロアって、賃貸の洗面所とかによくある、あのプニプニしたやつですよね?」
ノダチ:「正解です!塩化ビニール素材の中間にクッション層があるシート状の床材です。これが実は、中古住宅再生の強い味方なんです。」
- メリット: 1. 水にめちゃくちゃ強い: 飲み物をこぼしてもサッと拭くだけ。2. 施工費が安い: 他の床材に比べて材料費も工賃も抑えられます。3. 足腰に優しい: クッション性があるので、長時間立って料理をするキッチンや、ペットの足腰にも◎。
- デメリット: 1. 質感が『偽物感』: 最近はリアルな木目調もありますが、どうしてもビニールっぽさは拭えません。2. 家具の跡がつく: 重いタンスやソファを置くと、クッキリ凹みが残ります。
お客様:「なるほど、トイレや洗面脱衣所には最適だけど、リビングにはちょっと安っぽくなっちゃうかなぁ。」
ノダチ:「そうですね。でも、最近のCFはデザインが秀逸で、タイル柄やヘリンボーン柄など、あえて『遊び心』を出す場所には最高ですよ!✨」
3. オシャレ番長「フロアタイル」:店舗のような仕上がり
お客様:「最近Instagramとかでよく見る『フロアタイル』って何ですか?CFとは違うの?」
ノダチ:「いい質問です!素材はCFと同じ塩化ビニールですが、シート状ではなく『タイル状(1枚1枚バラバラ)』になっているのが特徴です。厚みがあって硬く、本物の石や木に近い質感を再現しています。」
- メリット: 1. 本物そっくりの質感: 石目調、コンクリート調、ウッド調など、パッと見では本物と区別がつかないほどリアルです。2. 耐久性が高い: 土足OKの製品も多く、傷や凹みに非常に強いです。3. 部分貼り替えが可能: 万が一1枚だけ傷ついても、そこだけ剥がして貼り直せます。
- デメリット: 1. 冬は冷たい: フローリングに比べると足元が冷えやすいです。2. 目地から水が入る可能性: タイルの継ぎ目があるので、大量に水をこぼすと下地まで浸透することがあります。
お客様:「へぇ〜!リビングを石目調のフロアタイルにしたら、ホテルのロビーみたいになりそう!」
ノダチ:「まさに!『オシャレにしたいけど、本物の石やタイルは高いし冷たいし…』という方に、フロアタイルは最高の選択肢です。👍」
📊 3つの床材 比較まとめ表
| 比較項目 | フローリング | クッションフロア | フロアタイル |
| 価格(工事費込) | 高め | 安い | 中間 |
| 耐久性(傷) | 普通(種類による) | 弱い(凹む) | 強い |
| 耐水性 | 低い(シミになる) | 非常に高い | 高い(目地に注意) |
| 質感・見た目 | 本物の高級感 | ビニール感あり | リアルでオシャレ |
| おすすめ場所 | リビング、居室 | トイレ、洗面所 | 玄関、キッチン、リビング |
💡 ノダチ流・失敗しない選び方のアドバイス
お客様:「結局、どれがいいんですかね…?全部メリットがあって迷っちゃう。」
ノダチ:「ふふふ、迷うのがリフォームの醍醐味です!でも、不動産屋としての視点で言うなら、『場所による使い分け』が一番賢い方法ですよ。」
- リビング・ダイニング: 資産価値と居心地を優先して『フローリング』。
- キッチン: 油汚れや水ハネに強く、オシャレに見える『フロアタイル』*。
- トイレ・洗面所: 清潔感とコスト重視で『クッションフロア』。
- ペットがいる場合: 滑りにくく掃除がしやすい『フロアタイル(ペット用)』が最強です。
お客様:「なるほど!全部同じにする必要はないんだ。部屋ごとにテーマを決めるのも楽しそう!」
ノダチ:「その通りです!ただ、床材を切り替える場所には『見切り材』という部材が入るので、その色の合わせ方も大事になってきます。😊」
🛠️ 最後に…リフォームの落とし穴
床材を選ぶときに、もう一つ絶対に忘れてはいけないのが「下地の状態」です。
築年数が経っている場合、床材を剥がしてみたら下の木材が傷んでいた…なんてこともあります。
ノダチ:「表面だけ綺麗にしても、中が腐っていたら元も子もありませんからね。私は物件を見る時、必ず床の『きしみ』や『沈み込み』をチェックします。もし気になるなら、一緒に現地で足踏みして確認しましょう!」
お客様:「心強いなぁ!じゃあ、今度の内見の時に、床の状態もじっくり見て教えてください。」


