お客様:「ノダチさん、こんにちは!今検討している物件、契約に進みたいと思ってるんです。でも、貯金をあまり崩したくなくて…。手付金って、極端な話『5万円』とかでも大丈夫なんですか?」

ノダチ:「こんにちは!前向きな一歩ですね、おめでとうございます!😊 手付金についてですね。結論から言うと、法律上の下限はありませんが、『安すぎる手付金』は買主様にとって諸刃の剣になるんですよ。」

お客様:「えっ、諸刃の剣?安く済めば、もしキャンセルしたくなった時のダメージも少なくて済むから、むしろメリットしかないと思ってました…。」

ノダチ:「ふふふ、そう思うのも無理はありません。でも、不動産取引には『売主様からのキャンセル』というルールもあるんです。今日はそのあたりのカラクリを紐解いていきましょう!」


1. そもそも「手付金」って何のためにあるの?

まず、基本的なおさらいです。

不動産売買における手付金(解約手付)には、「簡単に契約を白紙に戻さないための証拠金」という役割があります。

  • 買主側からの解約: 手付金を放棄すれば契約を解除できる(手付流し)
  • 売主側からの解約: 受領した手付金の「倍額」を買主に支払えば契約を解除できる(手付倍返し)

【ポイント】

手付金は最終的に売買代金の一部に充当されますが、契約から引渡しまでの間は「契約を維持するための人質(お金ですが)」のような役割を果たしているんです。


2. 手付金を安く設定するメリット・デメリット

お客様が仰ったように、手付金を安く(例:10万円など)設定することには、一見メリットがあるように見えます。

買主側のメリット

  • 初期費用が抑えられる: 契約時に大きなお金を用意しなくて済む。
  • 解約のハードルが低い: 万が一、もっと良い物件が見つかった時に、少額の放棄で契約を切り替えられる。

お客様:「ほら!やっぱりメリットあるじゃないですか!」

ノダチ:「そうですね。でも、ここからが怖いところなんです。デメリットを見てみましょう。」

買主側のデメリット(リスク)

  • 売主からも解約されやすくなる: これが最大のリスクです。
  • 住宅ローンの審査に影響: あまりに手付金が少ないと、銀行から「自己資金がない=計画性がない」と見なされるケースがあります。
  • 契約の重みがなくなる: 売主様から「本当に買う気あるの?」と不信感を持たれる原因になります。

3. 「手付倍返し」という悪夢

お客様:「売主から解約されやすくなるって、どういうことですか?」

ノダチ:「例えば、お客様が手付金10万円で契約したとしますよね。その翌日、別の不動産屋から売主様にこんな連絡が入ったらどうなるでしょう?」

別の業者:「この物件、満額(提示価格)で買いたいというお客様がいます!しかも現金買いです!」

ノダチ:「売主様としては、10万円多く払って(倍返しして)でも、新しい高い条件の人と契約し直した方が得ですよね?10万円払うだけで、もっと高い価格で売れるんですから。」

お客様:「えっ!そんなことが許されるんですか?」

ノダチ:「残念ながら、契約書の『手付解除期日』内であれば、法律的に可能なんです。手付金が安いということは、売主様にとっても『わずかなペナルティで契約を破棄できる権利』を与えてしまっているのと同じなんです。😭」


4. プロが教える「適切な手付金」の相場

一般的には、**物件価格の5%〜10%**が相場と言われています。3,000万円の物件なら150万円〜300万円ですね。

「そんなに払えないよ!」という場合でも、最低でも50万円〜100万円は入れておくのが、契約を安定させるための「守り」になります。

手付金の額買主の心理売主の心理契約の安定度
少額(10万〜)気軽に解除できるいつでも倍返しして断れる❌ 低い
標準(100万〜)慎重になる解除するには勇気がいる✅ 高い
多め(価格の10%)絶対に買う意志他の希望者は断る💎 非常に高い

5. ノダチからのアドバイス

お客様:「なるほど…。安ければいいってもんじゃないんですね。せっかく気に入った物件を横取りされたら立ち直れません…。」

ノダチ:「そうなんです。特に明石エリアのような人気の場所では、後から『もっといい条件で買いたい』という人が現れることは珍しくありません。手付金は、自分たちの『買う権利』を守るための防衛費だと考えてください。🛡️」

もし手元の現金がどうしても厳しい場合は、諸費用ローンを組み合わせて手出しを調整する方法もあります。そのあたりは、株式会社nodachiがしっかりシミュレーションさせていただきますね!


まとめ:後悔しない契約のために

手付金を安く抑えることは、一見賢い選択に見えますが、実は「契約の解除権を売主に安売りしている」状態です。

  • 本当に欲しい物件なら、ある程度の金額を積んで「誠意」と「防衛」を。
  • 「手付解除期日」を短く設定するなど、特約での工夫も可能。

不動産は大きな買い物。目先の数万円の出し入れよりも、確実にその家を手に入れるための戦略を一緒に練りましょう!💪

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