👩‍🦰 お客様
「ノダチさん、最近『耐震適合証明』って言葉を聞いたんですけど、
 これって何のことなんですか?売買の時に必要になるんですか?」

👨‍💼 ノダチ
「いい質問ですね😊
 “耐震適合証明”というのは、その建物が現在の耐震基準に適合していると証明する書類のことです。
 主に1981年(昭和56年)6月以降の新耐震基準に基づいて、建物が一定の耐震性能を満たしているかを確認してもらうものなんです。」


🏗️新耐震基準とは?

👩‍🦰
「へぇ〜。じゃあ、それ以前の建物はダメなんですか?」

👨‍💼
「実は1981年6月に建築基準法が改正されて、“震度6強〜7程度の地震でも倒壊しない”ことが求められるようになったんです。
 それ以前に建築確認を受けた建物は“旧耐震基準”で建てられているため、
 地震に対する安全性が今よりも低い可能性があります💦」

👩‍🦰
「なるほど…。じゃあ、古い家を売るときは不利になっちゃうんですね。」

👨‍💼
「そうなんです。
 でも、“耐震適合証明書”を取得すれば、古い家でも安全性を証明できるうえに、
 税金の優遇も受けられるんですよ✨」


💰耐震適合証明で受けられる税制優遇

👩‍🦰
「えっ、税金の優遇まであるんですか!?」

👨‍💼
「はい、あります😊
 たとえば、次のような場面で耐震適合証明書が大活躍します👇」


🏡① 住宅ローン控除を受けるとき

「築年数が古い中古住宅を購入した場合でも、
 耐震基準に適合していることを証明できれば住宅ローン控除を受けられるんです。」

👩‍🦰
「たしかに、ローン控除って大きいですよね。トータルで数百万違ってきますもんね💦」


🏠② 登録免許税の軽減

「通常、建物の所有権移転登記には登録免許税(固定資産税評価額の2%)がかかりますが、
 耐震適合証明書を添付すると0.3%に軽減
されるんです📄」

👩‍🦰
「え〜!そんなに変わるんですか😳💰」


🏘️③ 不動産取得税の軽減

「不動産取得税も、新耐震基準に適合している住宅であれば軽減を受けられます。
 証明書がないと、“旧耐震基準の建物”として扱われて、減税が受けられないケースもあります。」

👩‍🦰
「知らないと損しちゃいそうですね💦」

👨‍💼
「そうなんです。
 だから古い家を買うとき・売るときは“耐震適合証明書が取れるかどうか”を事前にチェックしておくことが大事なんです。」


🏢誰が発行してくれるの?

👩‍🦰
「証明書って、どこで発行してもらえるんですか?」

👨‍💼
「発行できるのは、主に以下の専門家や機関です👇」

  • 一級・二級建築士
  • 建築士事務所
  • 住宅性能評価機関
  • 指定確認検査機関 など

👩‍🦰
「けっこういろんなところでできるんですね!」

👨‍💼
「はい😊 ただし、誰でもすぐに出せるものではないんです。
 現地調査を行って、図面や構造を確認して、“現在の耐震基準を満たしているか”を詳細にチェックする必要があります。
 そのため、費用や日数もかかります。」


💴費用と期間の目安

👩‍🦰
「費用ってどれくらいかかるんですか?」

👨‍💼
「だいたい5〜10万円前後が相場です。
 調査の内容や建物の構造によっては、もう少しかかることもあります。
 発行までの期間は1〜3週間程度が目安ですね⏳」

👩‍🦰
「なるほど〜。じゃあ、売却を決めてから慌ててやるより、
 早めに準備しておく方が良いですね!」

👨‍💼
「まさにその通りです😊
 “売る段階”で用意しておくと、買主さんへの安心材料にもなりますし、
 “買う段階”なら、住宅ローン控除を受けられるかどうかを事前に判断できます。」


🧱耐震診断との違いは?

👩‍🦰
「“耐震診断”っていう言葉も聞いたことありますけど、
 “耐震適合証明”とは違うんですか?」

👨‍💼
「はい、よく混同されるんですが、実は別ものなんです👆」

項目耐震診断耐震適合証明
内容建物の耐震性能を調べる新耐震基準に適合しているかを証明する
目的状況の把握公的な優遇措置を受けるための証明
発行者建築士など建築士・検査機関など
効果改修の参考にする税制優遇・住宅ローン控除などに利用

👩‍🦰
「つまり、耐震診断は“調べる”だけで、
 耐震適合証明は“証明してもらう”ってことですね!」

👨‍💼
「その通りです✨
 ちなみに、診断の結果、耐震性が不足していた場合は補強工事を行って再検査を受け、
 基準を満たせば耐震適合証明書を発行してもらえます。」


🏚️どんな物件で必要になるの?

👩‍🦰
「どんな場合に耐震適合証明が必要になるんですか?」

👨‍💼
「主にこの3つのパターンです👇」

  1. 中古住宅を購入して住宅ローン控除を受けたいとき
  2. 旧耐震の住宅を売却するとき(安心感アップ・税制優遇のため)
  3. リフォームやリノベーションで価値を上げたいとき

👩‍🦰
「なるほど、どれも“古い建物を活かす”ときに関係するんですね。」

👨‍💼
「そうですね😊
 特に明石・大久保エリアは昭和の住宅地も多いので、
 中古住宅の再流通には耐震の裏付けが重要なんです。」


🏘️nodachiが考える「耐震証明の価値」

👨‍💼 ノダチ
「僕が思うに、“耐震適合証明”は単なる書類じゃなくて、
 安心・信頼を数値で伝えるツールなんです。
 『この家は安全です』という言葉よりも、
 証明書という形で見せることで、買主さんにしっかり届くんですよ😊」

👩‍🦰
「たしかに、数字や証明があると安心しますもんね。
 “古い=危ない”ってイメージも、きちんとしたデータで変わりそう!」

👨‍💼
「そうなんです。
 nodachiでは、こうした“耐震証明”や“リフォーム履歴”など、
 中古住宅の価値を見える化する取り組みにも力を入れています💪」


🏁まとめ

👨‍💼
「では、最後に今日のポイントをまとめましょう👇」

耐震適合証明とは?
→ 建物が“新耐震基準”を満たしていることを証明する書類。

なぜ必要?
→ 住宅ローン控除・登録免許税・不動産取得税などで税制優遇を受けるため。

どこで発行?
→ 建築士・確認検査機関などが現地調査を行い発行。

費用・期間は?
→ 約5〜10万円/発行まで1〜3週間。

いつ使う?
→ 中古住宅の購入・売却・リフォーム時など。

👩‍🦰
「すごくよくわかりました✨
 “古い家=ダメ”じゃなくて、“証明を取れば価値が高まる”ってことなんですね!」

👨‍💼
「その通りです😊
 もし“築年数が古いけど、ちゃんとした家”を売るときは、
 ぜひ“耐震適合証明”を検討してみてください!
 買主さんにも安心してもらえますし、結果的に売却スピードも上がることがありますよ。」

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代表取締役:野田 紘史(のだ ひろふみ)
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