🧱 プロローグ:目の前の道路が「遠い」理由

お客様:「ノダチさん、こんにちは!実はネットで見つけた土地が気になっていて。場所は大久保駅からも近くて、坪単価も相場より少し安いんです。ただ、現地を見に行ったら、道路と敷地の間に幅1メートルくらいの小さな水路が流れていて……。これって、やっぱり何かワナがあるんでしょうか?」

ノダチ:「こんにちは!いつもありがとうございます。大久保駅周辺でその条件、気になりますね!実はその『水路』、不動産業界では『水路占用』『架橋許可』という非常に重要なテーマなんです。ワナというよりは、『手続きのハードルがあるから少し安い』という、いわばプロ向けの土地かもしれませんね。😊」

お客様:「プロ向け……。素人が手を出すと火傷しますか?」

ノダチ:「いえいえ、しっかりルールを知れば大丈夫です!むしろ、そのハードルを理解してクリアできれば、掘り出し物になりますよ。今日は、その『水路の橋』をかけて建築確認を通すためのステップを、徹底的に解説しましょう!」


🛠️ 第1章:勝手に橋をかけてはいけない理由

お客様:「そもそも、自分の家の前にある水路なんだから、ホームセンターでコンクリート板を買ってきて並べちゃダメなんですか?昔の家とか、結構適当に板を渡しているのを見かけますけど……。」

ノダチ:「お気持ちは分かります!でも、現代の法律ではそれは絶対にNGなんです。理由は大きく分けて2つあります。」

① その水路、誰のもの?

ノダチ:「まず、水路というのは個人の所有物ではなく、多くの場合『市の所有物(法定外公共物)』なんです。明石市であれば明石市の財産です。他人の土地(市有地)の上に勝手に工作物を置くのは、法律的には『不法占有』になってしまいます。公園に勝手に自分の物置を置くのと同じことなんですね。😱」

② 治水と管理の責任

ノダチ:「水路には『雨水を流す』という大切な役割があります。勝手な工事で水の流れを止めてしまったり、強度が足りない橋が崩れて水路を塞いでしまったりすると、近隣で浸水被害が出る恐れがあります。だから、行政がしっかり管理しているんです。」

お客様:「なるほど……。じゃあ、正式に許可をもらうにはどうすればいいんですか?」


📝 第2章:「占用許可」と「施工承認」のツープラトン

ノダチ:「ここからが本番です!橋をかけるには、主に2つの手続きが必要です。それが『法定外公共物占用許可申請』『施工承認申請』です。」

お客様:「名前からして難しそうですね……。」

ノダチ:「言葉は堅苦しいですが、中身はシンプルです!」

  1. 占用許可: 「この水路の上を、通路として使わせてください(=占有させてください)」という許可。
  2. 施工承認: 「こういう構造の、丈夫な橋を工事させてください」という工事内容の承認。

ノダチ:「これらは市役所の担当部署(明石市なら道路管理課や下水道課など)に申請します。ここで大事なのは、『橋の幅』と『耐荷重』です。家を建てるなら、当然工事車両や引っ越しトラックが通りますよね?ですから、それなりの強度を持った設計図を提出しなきゃいけないんです。👷‍♂️」

お客様:「設計図……。それは私が書くんですか?」

ノダチ:「いえいえ、それは土地家屋調査士さんや建築士さんの出番です。株式会社nodachiでは、信頼できるパートナーと連携して、こうした書類作成のサポートも行っていますのでご安心を!」


🏛️ 第3章:建築確認の最大の壁「接道義務」

お客様:「許可が取れて橋ができれば、あとは家を建てるだけですね!」

ノダチ:「……と言いたいところなのですが、実はここにもう一つ、建築基準法の巨大な壁が立ちはだかっています。それが『接道義務』です。」

お客様:「接道義務……?あ、道路に2メートル以上接していないといけないっていうアレですか?」

ノダチ:「その通りです!よくご存知ですね!✨ でも、よく考えてみてください。道路と土地の間に『水路』があったら、物理的には土地は道路に接していませんよね? 0センチです。」

お客様:「あっ!……本当だ。間に水路があるから、道路とは離れていることになりますね。じゃあ、法律上は『道路に接していない土地』=『家が建てられない土地』になっちゃうんですか?」

ノダチ:「鋭い!普通に考えればそうなります。でも、それではあまりに不便ですよね。そこで救済措置があります。それが『建築基準法第43条但し書き(現在は43条2項)』などの規定です。」

水路をまたぐ「みなし接道」

ノダチ:「行政に対して、『水路の上にしっかりした橋をかけて、恒久的に通路として確保します。だから、道路に接しているものと認めてください!』という申請(認定や許可)を出すんです。これが通れば、晴れて建築確認が下りるようになります。✅」

お客様:「なるほど、橋があれば道路とつながっていると見なしてくれるんですね。」

ノダチ:「ただし!これは『勝手に判断していいもの』ではありません。役所ごとに『橋の幅は○メートル以上』『橋の両側に手すりは必要か?』などの細かい指導があります。これをクリアしないと、建築確認のハンコはもらえません。」


💰 第4章:お金の話(コストと維持費)

お客様:「なんだか手続きが大変なのは分かりました。でも、お金の方も心配です。橋をかけるのに、どれくらいかかるんでしょう?」

ノダチ:「現実的なお話ですね。ここもしっかり押さえておきましょう!」

① 工事費用

ノダチ:「水路の幅や、かける橋の種類(コンクリート蓋を並べるだけなのか、鉄筋を組んで打つのか)によりますが、一般的な住宅用の橋(幅4メートル程度)なら、数十万円から、規模によっては100万円以上かかることもあります。これは建築費用とは別にかかる『先行投資』ですね。」

② 占用料(ランニングコスト)

ノダチ:「市有地を借りている形になるので、毎年『占用料』が発生します。明石市の場合、住宅用の通路であればそれほど高額ではありません。年間数千円程度で済むことが多いですが、これはずっと払い続ける必要があります。」

③ メンテナンス責任

ノダチ:「ここが意外と忘れられがちなんですが、橋はあなたの私物です。ですから、10年後、20年後にひび割れたり、大雨で壊れたりした時の修理代は、すべて自己負担になります。市は直してくれません。💧」

お客様:「うわぁ、自分の持ち物が増えるようなものですね。管理が大変そうだ……。」


🌈 第5章:水路のある土地の「メリット」とは?

お客様:「ノダチさん、ここまでの話を聞くと、水路がある土地ってデメリットばかりに見えるんですけど……。わざわざ選ぶ理由ってあるんですか?」

ノダチ:「実は、水路がある土地には隠れたメリットもあるんですよ!だからこそ、あえて選ぶ方もいるんです。😊」

メリット1:開放感と日当たり

ノダチ:「道路との間に水路があるということは、その分、お向かいの家との距離が物理的に離れるということです。視線が気になりにくくなりますし、水路が南側にあれば、将来にわたって日当たりが確保される確率が高いんです。☀️」

メリット2:価格の交渉余地

ノダチ:「先ほどお話しした通り、橋をかける費用や手続きの手間があるため、相場より安く売りに出されていることが多いです。工事費を差し引いても、トータルでお得になるケースは多々あります!」

メリット3:排水の利便性

ノダチ:「現代の住宅ではあまり関係ないかもしれませんが、雨水や浄化槽の処理水を流す先が目の前にあるというのは、土木工事の面では有利に働くこともあります(※放流許可が必要です)。」


🤝 第6章:株式会社nodachiができること

お客様:「なるほど……。安さには理由があるけれど、それを解決する手段もあるってことですね。でも、自分一人で役所に行って、橋の許可だの接道だのを確認するのは正直自信がありません。」

ノダチ:「お任せください!それが不動産仲介の仕事です。私は一人でこの会社を営んでいますが、その分、一件一件の調査にかける熱量は誰にも負けません!💪」

具体的には、こんな調査を行います。

  1. 役所調査: その水路が占有可能なのか、建築基準法の接道を満たせるのか、事前に担当部署と協議します。
  2. コスト算出: おおよそどれくらいの工事費がかかりそうか、地元の信頼できる土木業者に見積もりを依頼します。
  3. リスク説明: 良い面だけでなく、将来のメンテナンスや法的リスクについても、今日のように包み隠さずお伝えします。

ノダチ:「私はお客様に『買ってから後悔してほしくない』んです。だから、もし調査の結果、橋をかけるのが難しかったり、費用が見合わなかったりした場合は、『この土地はやめておきましょう』とはっきり申し上げます。それが私の誠実さだと思っています。✨」


🎬 エピローグ:理想の家づくりに向けて

お客様:「ノダチさん、ありがとうございます。なんだか霧が晴れたような気がします。橋をかける土地も、一つの選択肢として前向きに考えてみます!」

ノダチ:「そう言っていただけると嬉しいです!不動産探しは、パズルのようなものです。一見合わないように見えるピースも、ちょっと角度を変えて手続きというスパイスを加えれば、ピタッとハマることがあります。」

明石市大久保町という素晴らしいエリアで、あなたが納得のいく「拠点」を見つけられるよう全力で伴走します。

お客様:「まずは、あの気になる土地の資料、ノダチさんにじっくり精査してもらいたいんですけど、いいですか?」

ノダチ:「喜んで!今すぐ登記簿と公図を取り寄せますね。大久保の小さな不動産屋の本気、お見せします!🏃‍♂️💨」

不動産のお悩みは「株式会社nodachi」へ

会社名:株式会社nodachi(明石大久保の小さな不動産nodachi)
代表取締役:野田 紘史(のだ ひろふみ)
所在地:〒674-0058 兵庫県明石市大久保町大窪623番7号
電話番号:078-939-8527
営業時間:10:00~18:00(定休日:水曜)
メール:info@nodachi.info
ホームページ:https://nodachi.info

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