👨‍🦰お客様:
ノダチさん、土地の売却を考えてるんですけど…「測量」って必要なんですか?
うち、境界の杭とかもよく分からなくて💦

👨‍💼ノダチ:
実は「測量」は、不動産取引の中で“トラブルを防ぐために一番大切”といってもいい工程なんです。
でも一般の方にはなじみが薄いですよね。今日は「測量とは何か」「なぜ必要なのか」を、やさしく解説しますね✨


🔹そもそも「測量」とは?

👨‍💼ノダチ:
測量とは、一言で言えば「土地の形や面積、境界を正確に測ること」です。
つまり、「あなたの土地はどこからどこまでか」「面積は何㎡なのか」を専門家が数値で明確にする作業ですね。

👨‍🦰お客様:
なるほど。じゃあ、地図みたいなものを作るって感じですか?

👨‍💼ノダチ:
そうです!📏
測量を行うのは国家資格を持つ土地家屋調査士測量士で、測量結果をもとに「測量図」や「筆界確認書」などが作られます。
そして、この図面が不動産登記売買契約書に使われるんですよ。


🔹測量にはいくつか種類がある

👨‍🦰お客様:
測量って一種類じゃないんですか?

👨‍💼ノダチ:
実はそうなんです。目的によって測量にはいくつか種類があります👇


① 現況測量

📍今の土地の形や面積を測る基本的な測量。
建物や塀、道路との位置関係を確認するだけで、隣地との「境界確定」までは行いません。
➡ 不動産査定やリフォーム前に使われることが多いです。


② 境界確定測量

📍隣地所有者と立会いのうえで、正式に境界線を確定する測量。
測量士が現地調査・官民図面の照合を行い、法務局に登記申請できる状態に整えます。
➡ 売買や相続時の“境界トラブル防止”にはこれが最も重要。


③ 地積更正登記

📍登記簿上の面積(地積)と、実測面積が異なる場合に、登記を修正する手続きです。
➡ 例えば「登記上は100㎡だけど、実際は95㎡だった」など。


④ 分筆測量・合筆測量

📍土地を分ける、またはまとめる際に行う測量。
➡ 相続や開発、住宅用地の分割販売の際に実施。


👨‍🦰お客様:
なるほど~。思ったより種類があるんですね。

👨‍💼ノダチ:
そうなんです😊
そして、この中でも“境界確定測量”が一番大事。
後々のトラブルのほとんどは「境界が曖昧」なことから起こるんですよ。


🔹なぜ測量がそんなに重要なの?

👨‍💼ノダチ:
理由は簡単で、土地の境界は「目で見ただけ」では分からないからです。

たとえば──

  • 昔からあるブロック塀が境界だと思っていたら、実は隣地にはみ出していた
  • フェンスの設置位置が曖昧で、隣地との境界トラブルになった
  • 相続で兄弟間で土地を分けたが、後に「面積が違う」と揉めた

👨‍🦰お客様:
実際にそんなことあるんですか?

👨‍💼ノダチ:
はい、あります😅
造成時期の違う住宅地では「境界杭が見当たらない」「塀がずれてる」なんてことが珍しくありません。


🔹境界トラブルの怖い実例💥

👨‍💼ノダチ:
例えばあるお客様のケースでは──
隣地との間にあった古い塀を建て替える際、「うちの土地のほうが10cm広いと思ってた」と主張され、
結果的に双方が専門家を入れて再測量、半年以上も話がまとまらなかったことがありました💦

👨‍🦰お客様:
たった10cmでもそんなに大変なんですか!?

👨‍💼ノダチ:
そうなんです。10cmでも“権利”の世界では大問題なんです。
特に家を建て替える、売却する、相続で分ける、そんなタイミングで問題が表面化しやすいんですよ。


🔹測量の費用と期間の目安💰

👨‍💼ノダチ:
では、実際に測量にはどれくらい費用と時間がかかるのかも見てみましょう。

測量の種類費用の目安期間の目安
現況測量約10〜20万円約1〜2週間
境界確定測量約30〜60万円約1〜2ヶ月
地積更正登記約5〜15万円約1〜2週間
分筆測量約20〜40万円約1〜2ヶ月

👨‍🦰お客様:
けっこうかかるんですね…。

👨‍💼ノダチ:
たしかに費用は安くありませんが、境界をハッキリさせておくことは“安心を買う”投資なんです。
後からトラブルになったり、買主から「測量していないから買えません」と言われるリスクを考えると、
売却前にやっておく価値は十分あります👍


🔹よくある測量トラブル

👨‍💼ノダチ:
特に、以下のようなケースが多いですね👇

  • 古い宅地で境界杭が紛失している
  • 分譲時期の異なる土地で筆界線がずれている
  • 農地を転用した土地で地積が登記と異なる

👨‍🦰お客様:
たしかに、うちの近くでも「昔は田んぼだった」と聞いたことあります!

👨‍💼ノダチ:
そうなんです😊
そのような地域では、古い測量図が正確でないこともあるので、
売却や相続の前に“現地測量+境界確定”を済ませておくのがベストです。


🔹測量を行う流れ

👨‍💼ノダチ:
実際の測量の流れは次のようになります👇

1️⃣ 依頼・打ち合わせ(土地家屋調査士へ依頼)
2️⃣ 法務局・役所で資料調査(公図・登記簿・地積測量図など)
3️⃣ 現地調査・測量作業
4️⃣ 隣地所有者との立会い・確認
5️⃣ 測量図の作成・境界杭の設置
6️⃣ 必要に応じて登記申請(地積更正など)

👨‍🦰お客様:
なるほど、隣の人の立会いも必要なんですね。

👨‍💼ノダチ:
はい😊
境界は“お互いの合意”があって初めて確定するもの。
だからこそ、プロに間に入ってもらうことが大切なんです。


🔹ノダチが伝えたいこと

👨‍💼ノダチ:
測量って、普段はあまり意識しないけれど、
実は「不動産の安心」を支える土台のような存在なんです。

たとえば──
✅ 売却前に正確な面積を出すことで、査定も正確に。
✅ 相続時にトラブルを防ぎ、分割協議がスムーズに。
✅ 将来のリフォーム・建て替えの際に境界をめぐる問題を防止。

👨‍🦰お客様:
なるほど…。
測量って“売るための準備”っていうより、“家族を守るための準備”なんですね。

👨‍💼ノダチ:
まさにその通りです✨
「正確な境界=安心の取引・安心の暮らし」につながります。


🔹まとめ|“測って終わり”ではなく、“安心のスタート”

👨‍💼ノダチ:
不動産の測量は、ただの“確認作業”ではありません。
それは、これからの暮らしを守るための“トラブル防止の第一歩”です。

もしあなたの土地が、

  • 境界杭が見当たらない
  • 登記面積と実際が違うかもしれない
  • 相続や売却を考えている

そんな状態なら、まずは一度、現況測量を検討してみてください😊


👨‍💼ノダチ:
nodachiでは、信頼できる測量士・土地家屋調査士と連携し、
測量から登記・売却までワンストップでサポートしています。

📞 「境界が不安…」「測量ってどこに頼めばいいの?」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

あなたの土地を、正確に、そして安心できる形に整えていきましょう✨

📍不動産のお悩みは「株式会社nodachi」へ

会社名:株式会社nodachi(明石大久保の小さな不動産nodachi)
代表取締役:野田 紘史(のだ ひろふみ)
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