😱 第一章:突然の宣告!「このマンション、借金があります」

お客様:「ノダチさん!大変です!💦 先日見学してすごく気に入っていた中古マンションなんですが……知り合いの不動産屋さんにポロッと話したら『あそこ、管理組合に多額の借入金があるらしいよ。やめといたほうがいいんじゃない?』って言われたんです!借金があるマンションなんて怖くて買えません!😭 キャンセルしたほうがいいですよね!?」

ノダチ:「落ち着いてください!やはりその噂を聞いて不安になられましたね。実は、不動産業界でも『管理組合に借入がある=絶対ダメな物件』と短絡的に考えてしまう営業マンは少なくないんです。でも、結論から言うと『借入があるからダメ』というのは大きな誤解なんですよ😊」

お客様:「えっ!?誤解なんですか?だって、マンション全体で何千万円も借金してるってことですよね?私が買った途端にその借金を肩代わりさせられたり取り立てが来たりするんじゃ……😱」

ノダチ:「取り立て屋さんがドアをドンドン叩くようなことは絶対にありませんから安心してください(笑)。たしかに『借入(ローン)』と聞くとネガティブなイメージが先行しますよね。でも、マンションという巨大な資産を維持していく上で借入は『計画的な資金調達の一つの手段』に過ぎないんです。今日はなぜ管理組合が借金をするのか、そして何に注意すればいいのか、じっくり紐解いていきましょう!」


🏗️ 第二章:なぜマンションの管理組合はお金を借りるのか?

お客様:「そもそも毎月みんなから『修繕積立金』を集めているんですよね?それなのにどうしてわざわざお金を借りる必要があるんですか?積立金が足りないってことですか?🤔」

ノダチ:「その通り、基本的には毎月の修繕積立金で将来の大規模修繕工事(外壁塗装や屋上防水、エレベーターの交換など)を賄うのが理想です。しかし、現実には様々な理由で資金が不足し、借入を行うケースが増えているんです。その理由は大きく分けて『前向きな理由』と『後ろ向きな理由』の2つがあります。」

お客様:「前向きな借金と、後ろ向きな借金……ですか?」

ノダチ:「はい。まず『前向きな理由』から説明しますね。例えば、時代に合わせてマンションの価値を向上させるための『バリューアップ工事』です。

  • オートロックがなかったマンションに、最新の顔認証オートロックを導入する🚪
  • 宅配ボックスを新設する📦
  • 駐車場にEV(電気自動車)の充電設備を設置する🚗
  • 窓ガラスをすべて断熱性の高いペアガラスに交換する(エコ改修)❄️

こういった工事は、建築当初の『長期修繕計画』には含まれていないことが多いんです。でも、これを実施することでマンションの資産価値が上がり、住みやすくなりますよね?そのための資金を今の世代だけで負担するのではなく、借入をして『これから先、長く恩恵を受ける未来の住民にも薄く広く負担してもらう』という考え方です。これは非常に健全でむしろ管理意識が高い優秀なマンションだと言えます👍」

お客様:「なるほど!たしかに、設備が良くなるなら後から住む私もその費用を少しずつ負担するのは理にかなっていますね。じゃあ、『後ろ向きな理由』というのは……?」

ノダチ:「ここが要注意なポイントです⚠️後ろ向きな理由とは『本来貯まっているはずの修繕積立金が、計画通りに貯まっていなかった』というケースです。原因としては次のようなものがあります。

  1. 分譲時の設定が甘すぎた: 新築マンションを売りやすくするために、新築時の修繕積立金をわざと安く設定しすぎていた(段階増額方式の弊害)。
  2. 建築資材や人件費の高騰: 10年前の計画では1億円でできるはずだった工事が、昨今のインフレで1.5億円に跳ね上がってしまった📈。
  3. 予期せぬトラブル: 台風や地震などで、予定外の莫大な修繕費用が発生した🌪️。
  4. 滞納者の増加: 管理費や修繕積立金を払わない住人が多く資金がショートした💸。

特に『1』と『2』は、日本中の多くのマンションで現在進行形で起きている大問題なんです。」

お客様:「ひええ……。もし検討中のマンションが『後ろ向きな理由』で借金していたら、やっぱり買わないほうがいいんですか?」

ノダチ:「それが、そうとも言い切れないんです。修繕積立金が足りないことが判明したとき、管理組合(住民の集まり)には3つの選択肢があります。

  • 【選択肢A】各住戸から『一時金』として一括で数十万〜数百万円を徴収する。
  • 【選択肢B】工事を先延ばしにする(建物の劣化を放置する)。
  • 【選択肢C】金融機関から借入をして予定通り工事を行い少しずつ返済していく。

さて、山田さんならどれを選びますか?」

お客様:「うーん……。いきなり『明日までに100万円払え』って言われる【A】は絶対ムリです!かといって、【B】のボロボロになっていくマンションに住むのも嫌です……。消去法でいくと【C】の借入をして直してもらうのが一番現実的ですね🤔」

ノダチ:「そうなんです!実は【B】の『お金がないから建物の劣化を放置するマンション』こそが一番危険で絶対に買ってはいけないマンション(=スラム化の危機)なんです🏚️【C】の借入を決断できたということは『住民同士でしっかり話し合い(総会での決議)逃げずにマンションを維持しようという合意形成ができた』という証拠でもあります。借入先も怪しい金融業者ではなく『住宅金融支援機構(国の機関)』や大手銀行などがほとんどです。厳しい審査を通過して融資を受けられたということ自体が一定の信用がある裏返しなんですよ🏦✨」


🔍 第三章:購入前にここをチェック!「借入」の安全度を測る3つの指標

お客様:「なるほど!借入があること自体は必ずしも悪じゃないんですね。少し安心しました。でも、やっぱり『危ない借入』と『安全な借入』を見極める必要がありますよね?素人の私にどうやって見分ければいいんでしょうか?」

ノダチ:「そこは私のような不動産営業マンの出番です!💪 私たちは契約前に、管理会社から『重要事項に係る調査報告書』という書類を取り寄せます。ここで、借入の安全度を測る重要な3つのポイントをチェックします。」

お客様:「3つのポイント!教えてください!」

ノダチ:「① 借入の目的と総額は妥当か? まず、何のために借りたのか(屋上防水なのか、給水管の交換なのか等)を確認します。そして総額です。例えば、総戸数50戸のマンションで5000万円の借入なら、1戸あたり100万円の負債。これを残りの返済期間(例えば10年=120ヶ月)で割ると、1戸あたり月々約8,300円の負担増になります。これが現実的に支払える範囲内かを確認します📊。

② 返済計画に無理がないか(修繕積立金はすでに値上げされているか?) 借金をした以上、返済しなければなりません。その返済原資は『修繕積立金』です。正しい管理組合であれば、借入を行うと同時に『修繕積立金の値上げ』を決議しています。逆に言えば、『借入があるのに、修繕積立金が昔のまま(異常に安いまま)』のマンションは危険です。あなたが買った直後に、返済のために修繕積立金が2倍、3倍に跳ね上がる爆弾を抱えている可能性があります💣💥。

③ 管理費等の『滞納額』が異常に多くないか? 借入があること自体よりも怖いのが『滞納』です。いくら立派な返済計画を立てても、毎月のお金を払わない不良住人が多ければいつか必ず破綻します。目安として、マンション全体の総収入の1割を超えるような滞納がある場合は管理組合の機能が不全を起こしている可能性が高いので私は購入をストップさせます🙅‍♂️」

お客様:「なるほど〜!『借金があるかどうか』ではなく、『計画的に返済できる仕組みができているか』が大事なんですね!なんだか会社の経営みたいですね🏢」

ノダチ:「その通りです!マンションの管理組合は、一つの小さな会社のようなもの。借入(負債)があっても、建物(資産)がしっかり維持されていて住民(株主)が毎月きちんと積立金(売上)を納めていれば、優良企業なんです✨」


🏦 第四章:住宅ローン審査への影響はあるの?

お客様:「あともう一つ心配なことがあって……。管理組合に借金があると、私がマンションを買うための『住宅ローン』の審査に落ちたり、不利になったりすることはありませんか?」

ノダチ:「現実的で良い質問ですね!結論から言うと、『基本的には影響しないことが多いが、一部の金融機関では審査が厳しくなることがある』です🏦。

一般的に、お客様個人の住宅ローンの審査は『お客様自身の収入や信用情報』がメインです。しかし、物件の担保価値を厳しく見るネット銀行などでは、『管理組合の財務状況』を評価に組み込むことがあります。 もし、管理組合の借入額が異常に多かったり、前述した『滞納金』があまりにも多いマンションだと、『このマンションは将来資産価値が下がるリスクが高い』と判断され、住宅ローンが否決されるケースがゼロではありません📉。

だからこそ、私たち仲介業者が事前にしっかり調査して、『この管理状況なら〇〇銀行は通るな』と見極めることが重要なんです。金融機関の審査傾向については私にお任せください!💪」


💡 第五章:まとめ〜買うべきか、見送るべきかの最終判断〜

お客様:「ノダチさん、今日は本当にありがとうございました!『管理組合に借金がある=絶対ダメ』というわけじゃないことがよく分かりました。最初はやみくもに怖がっていましたが冷静に判断できそうです😊」

ノダチ:「それは良かったです!最後に、今日のポイントをまとめますね📝。

  1. 管理組合の借入は『建物を維持・向上させるための手段』であり、悪ではない。
  2. 『お金がなくて修繕を放置しているマンション』より、『借入してでも適切に修繕を行っているマンション』のほうが資産価値は保たれる。
  3. 確認すべきは『借入の目的』『1戸あたりの負担額』『修繕積立金が適切に値上げされているか(返済計画の有無)』『滞納者の状況』の4つ。
  4. 素人での判断は危険なので、必ず信頼できる不動産屋に調査・解説してもらうこと!

お客様様が検討されているマンションさっそく私の方で管理会社に『重要事項に係る調査報告書』と『長期修繕計画書』、『直近の総会議事録』の開示請求をかけて、財務状況の健康診断を行ってみますね!👨‍⚕️

お客様:「心強いです!ぜひ調査をお願いします!また結果が分かったら教えてくださいね✨」

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