👤お客様

「ノダチさん、実は気になる土地があるんですが…敷地内に“井戸”があるって書いてあったんです。
井戸がある土地って、買っても大丈夫なんでしょうか?ちょっと不安で…😅」


👨‍💼ノダチ

「井戸付きの土地、最近相談が増えていますよ!
結論から言うと、メリットもデメリットもありますので、買う前に正しく理解しておくことが大切です💡
今日は『井戸のある土地ってぶっちゃけどうなの?』を、分かりやすく一つずつお話しますね!」


🔍1.そもそも“井戸のある土地”とは?

👨‍💼ノダチ

「“井戸”といっても種類はいろいろあります👇」

  • 現役で使われている井戸(水道代節約のためなど)
  • 昔は使っていたけれど、現在は使用していない井戸
  • 埋め戻しているが位置が不明の井戸
  • 井戸跡(地中に残っている状態)

井戸が現役かどうか、構造はどうなっているのか、
地中にどの程度残っているのかで評価が大きく変わります。


👤お客様

「なるほど…井戸って“あるだけ”じゃなくて、状態によって全然違うんですね!」


💡2.井戸がある土地のメリット

👨‍💼ノダチ

「まずはメリットからいきましょう✨」


✔メリット① 水道代の節約

井戸水が使えるなら、
庭の散水・洗車・家庭菜園に無料で使えるため節約効果あり💧🚗
(※飲用には水質検査必須)


✔メリット② 災害時の生活用水として優秀

大地震の時、断水するケースは多いです。
そんな時に井戸水が使えると、
トイレ・洗浄・生活用水に大きく役立ちます。


✔メリット③ “井戸のある家”に魅力を感じる層もいる

特に最近はアウトドア好き・家庭菜園好きな方から
「井戸はプラス」と感じるケースもあります✨


👤お客様

「災害時に使えるのは確かに強いですね!でもデメリットもあるんですよね…?」


⚠3.井戸がある土地のデメリット(ここが一番重要)

👨‍💼ノダチ

「そうなんです。
購入前に“絶対に知っておくべきこと”がこちら👇」


❌デメリット① 建築時に“撤去・埋め戻し費用”がかかる

新築する場合、井戸の扱いをどうするかは非常に重要。

  • そのまま残す → 建築設計に影響
  • 撤去する → 費用がかかる ※深さ・直径・地盤状況で大きく変わる

❌デメリット② 地盤が弱い可能性

井戸の位置は「地盤が緩い部分」であるケースが多いです。
井戸周囲の地盤沈下や不同沈下が起きないように、
建築前の地盤調査は必須です。


❌デメリット③ 昔の井戸が地中に残っていると“事故リスク”

特に怖いのが沈下事故。

  • 上から土で埋めただけ
  • 井戸枠(石・レンガ)が残っている
  • 地中空洞がある

こういったケースでは、将来
「地中が空洞になり、陥没する」
というリスクがあります ⚠️


❌デメリット④ 売却時に嫌う人もいる

井戸は「心理的にイヤ」と感じる人も一定数います。

  • 風水的な理由
  • 井戸=昔の家の名残=気味が悪い
  • コスト・リスクを嫌う

そのため、売却時に不利になるケースもあります。


👤お客様

「なるほど…メリットもあるけど、気をつけるポイントが多いんですね😳」


📝4.買う前に必ず確認すべき5つのチェックポイント

👨‍💼ノダチ

「井戸付きの土地を買うなら、次の5つは必ずチェックしてください!」


✔① 井戸の位置

– 図面で確認
– 地中に残っている部分の有無
– 建築予定位置と重なるか


✔② 井戸の深さ・構造

浅井戸か?深井戸か?
コンクリ製?レンガ?石枠?

撤去費用が大きく変わります。


✔③ 使用中か、廃止されているか

現役ならポンプの状態や水質、
廃止なら埋戻しの方法を確認します。


✔④ 地盤への影響

井戸周辺は地盤が弱いケースがあるため、
地盤調査を事前に想定しておく必要があります。


✔⑤ 近隣トラブルの有無

井戸は昔、
「共有井戸」「ご近所で使っていた井戸」
であることがあります。

特に古い住宅地では、
『井戸の水を近所に分けていた』
というケースも。

→ これを知らずに塞ぐとトラブルに発展することがあります⚠️


👤お客様

「近隣の人と共有してた井戸なんてあるんですね…知らずに撤去したら怖い😨」


🧾5.井戸を“撤去する場合”の正式な流れ

👨‍💼ノダチ

「井戸を撤去(廃止)する場合は、次のように進みます👇」

  1. 井戸内部の水を抜く
  2. 井戸枠・パイプ・ポンプの取り外し
  3. 砕石・砂利などで埋戻す
  4. 転圧(しっかり固める)
  5. 地盤調査・地盤改良の判断

さらに、
市区町村によっては「井戸廃止届」が必要なケースもあります。


👤お客様

「意外と工程が多いんですね!建築の邪魔になるからって簡単に埋めたらダメなんですね。」


🏡6.売却時の“井戸の告知義務”について

👨‍💼ノダチ

「井戸がある土地を売却する場合、
売主には告知義務があります。

  • 現役井戸
  • 使用していない井戸
  • 埋め戻した井戸
  • 井戸跡(推定含む)

いずれも、
契約不適合責任に関わるため必ず告知しなければいけません。

逆に、売主が知らずに後から井戸跡が見つかるケースもあります。
(購入後の地盤改良工事で発覚など)

→ その場合も、
「売主が知らなかったことに過失があるか」で責任の範囲が変わります。


🧭7.実際、井戸のある土地は“買い”なの?

👤お客様

「結局、井戸付きの土地って“買い”なんですか?避けたほうがいいんですか?」


👨‍💼ノダチ

「これ、めちゃくちゃ良い質問です😄
結論は…👇」


🔽ケース①

井戸を活かせる人 → “買い”の可能性大✨

  • 災害対策
  • 庭の散水
  • 家庭菜園
  • アウトドア好き
  • 水をたくさん使う暮らし

コスト削減 × 防災面でメリットが大きいです。


🔽ケース②

井戸を使う予定がなく、新築予定 → 注意が必要⚠️

理由

  • 撤去費用がかかる
  • 地盤が弱い可能性
  • 設計に影響
  • 地中残存物のリスク

この場合は事前調査が必須です。


🔽ケース③

井戸の位置が建築予定地に重なる → 基本は“難あり”

間取り・基礎設計に影響し、
撤去工事+地盤補強でコストが跳ね上がる可能性があります。


🗣8.ノダチからの総まとめ

👨‍💼ノダチ

「井戸のある土地は、
“状態の把握” と “目的の明確化”
これがすべてです!✨

✔ 井戸を活かすなら大きなメリット
✔ 新築の場合はコストとリスクに注意
✔ 売却時は必ず告知
✔ 井戸跡のリスクは侮れない

正しく理解した上で選べば、
井戸のある土地は決してネガティブ一択ではありません😄」


👤お客様

「今日の話で全部スッキリしました!
井戸があっても条件次第で“買い”なんですね✨
ノダチさん、ありがとう〜!」


👨‍💼ノダチ

「こちらこそご相談いただきありがとうございます😊
土地選びで迷ったら、いつでも気軽に聞いてくださいね!」

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