👨🦰「ノダチさん、不動産って“金利が上がると価格が下がる”って聞くんですが、本当なんですか?」
👨💼「はい、確かに“基本的には”そう言われていますね。ただ、金利と不動産価格の関係は一言では説明できないんです。今日はその仕組みを、わかりやすく順を追ってお話しします😊」
🏦そもそも“金利”って何?
👨💼「まずは“金利”そのものの話からいきましょう。金利とは、お金を借りたときに支払う“レンタル料”のようなものです。」
👨🦰「なるほど、住宅ローンの“利息”のことですよね。」
👨💼「その通りです!住宅ローンの金利が低いと、同じ金額を借りても毎月の返済額が少なくなります。
逆に金利が高いと、同じ金額を借りても返済額が多くなってしまう。
この“返済額の増減”が、不動産価格にも大きく関係してくるんです💡」
💰金利が上がると住宅ローンの返済額がどう変わる?
👨💼「たとえば、3,000万円を35年ローンで借りたとしましょう。
金利が1%の場合と、3%の場合では、毎月の返済額がどのくらい違うと思いますか?」
👨🦰「うーん…結構変わるんですか?」
👨💼「実は大きく変わります。
金利1%なら月々約8万5,000円ほどですが、3%になると約11万5,000円にもなります😳」
👨🦰「3万円も違うんですか!?」
👨💼「そうなんです。つまり、金利が上がると“同じ物件価格”では支払いが厳しくなってしまう。
結果的に“購入できる価格帯”が下がっていく。これが“不動産価格が下がる”と言われる理由のひとつなんですね。」
📉なぜ金利が上がると“不動産価格が下がる”のか?
👨💼「金利上昇によって、住宅ローンを組む人の“返済能力”が下がるからです。」
👨🦰「返済能力が下がる…?」
👨💼「たとえば、月々の支払いを10万円以内に抑えたいと考える人がいたとします。
金利が低いと3,000万円の物件を購入できますが、金利が上がると同じ支払い額では2,600万円程度までしか買えません。
つまり“買える人の総額が下がる”=“価格が下がる傾向になる”ということなんです。」
👨🦰「なるほど。買う人が少なくなれば、売る側も価格を下げざるを得なくなるわけですね。」
👨💼「その通りです👍」
📊金利が上がっても“不動産価格が下がらない”ケースもある?
👨🦰「でも最近は“金利が少し上がっても、不動産価格はあまり下がっていない”ように感じます。」
👨💼「良いところに気づきましたね。
実は、金利が上がっても価格が下がらないケースもあります。いくつかの要因を紹介しましょう👇」
🏙️① 需要が強いエリア
「たとえば、神戸や大阪へのアクセスが良く、子育て世代に人気の地域では、“買いたい人”が多いため、多少の金利上昇では価格が下がりにくい傾向があります。」
🏗️② 供給不足(新築・中古ともに)
「全国的に新築マンションや戸建の建築コストが上昇しており、そもそも“供給が少ない”状態。
材料費や人件費の高騰もあって、売主が価格を下げにくいんです。」
🏦③ 政府・日銀の金融政策の影響
「金利は“日銀の政策金利”の影響を受けます。
急激な上昇は景気を冷やすため、政府が一定のコントロールを行うことも多い。
つまり“不動産価格を守るための政策”が働くこともあるんです。」
🏘️④ 投資需要・外国資本の流入
「都市部や観光地では、外国人投資家や法人による“現金購入”も増えています。
こうした“金利に左右されない層”が市場を支えているケースもあります🌏」
📈では、今後の金利はどうなる?
👨🦰「今後、金利は上がっていくんでしょうか?」
👨💼「日本では長く“超低金利”が続いてきましたが、世界的に見ると少しずつ上昇傾向です。
日銀も金融緩和の見直しを進めており、将来的に“ゆるやかに金利が上がる”可能性はあります。」
👨🦰「となると、住宅ローンを組むなら早いほうがいいですか?」
👨💼「必ずしも“急いで買うべき”ということではありませんが、金利が低いうちにローンを組むことは確かに有利です。
ただし、焦って購入して失敗するよりも、“自分のライフプランに合ったタイミング”を見極めることの方が大切ですね。」
🧮金利タイプの違いにも注目!
👨💼「金利には『固定金利』と『変動金利』の2種類があります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、簡単に整理しておきましょう。」
| 金利タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 固定金利 | 期間中ずっと金利が変わらない | 将来の返済額が安定 | 初期金利がやや高め |
| 変動金利 | 市場金利に応じて半年ごとに見直し | 金利が低いうちは返済が少ない | 金利上昇リスクがある |
👨🦰「今は変動金利が多いですよね?」
👨💼「そうですね。ここ数年は変動金利の利用者が7割を超えています。
ただし、将来的に金利が上がると返済額が増えるリスクがあるため、“長期的な視点”で選ぶことが大事です。」
🏠もし金利が上がったら、今後の不動産市場はどうなる?
👨💼「金利が上がると“買える人が減る”ため、全体的には価格が落ち着く可能性があります。
ただ、人気エリアでは、“実需”が根強く、下落しても限定的かもしれません。」
👨🦰「じゃあ、買うのを待った方がいいんですか?」
👨💼「そこが悩ましいところです😅
もし金利が上がるペースがゆるやかで、価格があまり下がらないなら、“待つ意味”は薄いかもしれません。
一方で、価格調整が進んだ時期を狙えば、良い物件を割安で買えるチャンスもあります。」
🧭まとめ:大切なのは“タイミング”よりも“準備”
👨💼「金利と不動産価格の関係は複雑ですが、基本的にはこう整理できます👇」
✅ 金利が上がると → 借入額が減る → 不動産価格が下がる傾向
✅ ただし、人気エリアや供給不足では価格が維持されやすい
✅ 焦らず、ローンシミュレーションで“自分の予算”を把握することが大切
👨🦰「なるほど…結局、“金利が上がる=チャンスがなくなる”わけではないんですね!」
👨💼「そうなんです😊
不動産購入や売却は、“金利の動きだけで判断しない”ことが大切。
むしろ、ライフプランや家族の将来を見据えて、無理のない資金計画を立てることが成功のカギになります。」
🏡ノダチからひとこと
👨💼「nodachiでは、住宅ローンのシミュレーションや返済プランのご相談も無料で承っています。
『金利が上がったらどうなるの?』『今買うべき?待つべき?』など、少しでも気になる方はお気軽にご相談ください😊」
📍不動産のお悩みは「株式会社nodachi」へ
会社名:株式会社nodachi(明石大久保の小さな不動産nodachi)
代表取締役:野田 紘史(のだ ひろふみ)
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