👨‍🦰 お客様
「ノダチさん、もうすぐ引っ越すんですが…退去のときの“原状回復”って、どこまでやらないといけないんですか?😰
“入居時よりきれいにして返してください”なんて言われたら、とても不安で…」

👨‍💼 ノダチ
「それは大切なポイントですね!実は、不動産トラブルで一番多いのが“退去時の原状回復”に関するものなんです。借主さんが“借りた当初の状態に完全に戻す義務がある”と誤解していることも多いのですが、正しくは違うんですよ💡」


原状回復とは?📖

👨‍💼 ノダチ
「“原状回復”という言葉の正しい意味は、通常の使用で生じる自然な劣化を除いて、借主の故意・過失などによって発生した損耗を修繕することです。」

👨‍🦰 お客様
「えっ?じゃあ、壁紙が日焼けしたり畳が色あせたりするのは、借主の負担じゃないんですか?」

👨‍💼 ノダチ
「その通りです😊!例えば👇」

  • 壁紙の色あせや日焼け
  • 家具を置いたことでできた床のへこみ
  • 経年劣化で寿命がきた設備

「こういった“通常の生活で自然に起きる劣化”は、大家さんが負担するのが原則なんです。」


借主が負担するケース💸

👨‍💼 ノダチ
「ただし、借主さんが明らかに原因を作った場合は負担が発生します。」

  • タバコのヤニ汚れや臭い
  • ペットがつけた壁や床の傷
  • 飲み物をこぼしてできたカーペットのシミ
  • 子どもが落書きをした壁紙
  • 鍵を紛失して交換が必要になった場合

👨‍🦰 お客様
「なるほど…つまり、普通に暮らしてできる“自然な消耗”は負担しなくてよくて、自分が原因で壊したり汚したりしたら負担するってことですね!」

👨‍💼 ノダチ
「そういうことです👍」


家主(オーナー)が負担するケース👨‍💼

👨‍💼 ノダチ
「反対に、大家さんが負担すべきケースも整理してみましょう。」

  • 建物全体の経年劣化
  • 水道設備や給湯器など、使用による自然な寿命
  • 壁紙の張替え(通常の年数経過による汚れや色あせ)
  • フローリングの色あせやワックスの効果が薄れること
  • 網戸やカーテンレールの通常使用による劣化

👨‍💼 ノダチ
「これらは借主さんの責任ではなく、建物の老朽化としてオーナー側の負担になります。」


トラブルを防ぐためのポイント🔑

👨‍🦰 お客様
「じゃあ、退去時に揉めないためにはどうすればいいんですか?」

👨‍💼 ノダチ
「大きく4つのポイントがあります👇」

  1. 入居時に写真を撮っておく📸
     → 壁や床、設備の状態を記録しておけば、退去時に“入居時からあった傷です”と説明できます。
  2. 契約書・重要事項説明をよく確認📝
     → 特約で「クロス張替えは全額借主負担」と書いてある場合、効力を持つことがあります。サイン前に必ず確認!
  3. 退去立会いには必ず同席👀
     → 後から「見積りを送ります」と言われるより、その場で状態を確認し、説明を受けるほうが安心です。
  4. 見積もりは複数チェック💡
     → 請求金額が相場より高いケースもあるので、不安なら他の業者に見てもらうのも手です。

よくあるトラブル事例⚡

👨‍💼 ノダチ
「実際によくあるトラブルをいくつかご紹介します。」

  • 事例1:クロス全面張替えを請求された
     → 借主が1カ所汚しただけでも“部屋全体のクロス張替え代”を請求されることがあります。原則は“汚した部分のみ”の負担です。
  • 事例2:畳の表替えを全額請求された
     → 経年による色あせは大家負担。借主はシミや破損の分だけ負担すればOK。
  • 事例3:ハウスクリーニング費用をめぐる争い
     → 契約書に明記されていれば借主負担になるケースもありますが、相場を超える高額請求には注意が必要です。

👨‍🦰 お客様
「なるほど…聞いておかないと損しちゃうことが多いんですね💦」


明石・大久保エリアでの実例📍

👨‍💼 ノダチ
「実は明石・大久保エリアでも、退去時のトラブルは珍しくありません。例えば“クロス張替え代20万円を請求されたが、ガイドライン上は5万円程度で済むケースだった”という事例もありました。

地域密着の不動産会社だからこそ、相場感やガイドラインをふまえてアドバイスできるんです😊」


借主とオーナー、双方が気をつけたいこと🤝

👨‍💼 ノダチ
「借主さんだけでなく、オーナーさん側にも意識してほしい点があります。」

  • 借主との信頼関係を大切にする
  • ガイドラインに沿った請求を行う
  • 特約を設ける場合は“合理的な範囲”に留める

👨‍💼 ノダチ
「双方がフェアな関係を意識することで、不要なトラブルは防げますよ✨」


まとめ✨

👨‍💼 ノダチ
「では、今日のポイントを整理しましょう!」

  • 原状回復は“借りた当初の状態に完全に戻すこと”ではない
  • 借主は“通常使用を超える損耗”を負担、オーナーは“経年劣化や自然損耗”を負担
  • 入居時からの記録、契約書確認、立会い同席がトラブル防止のカギ
  • 明石・大久保でも相談事例多数!

👨‍🦰 お客様
「よく分かりました!これで退去のときも安心できそうです😊」


ご相談は nodachi へ📩

👨‍💼 ノダチ
「退去時の原状回復は、知識があるかないかで負担額が大きく変わることもあります。国交省から発行されている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を読んでおくととても勉強になります。興味のある方は下記URLからご覧ください。

国交省:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

👉 明石大久保の小さな不動産 nodachi では、借主さん・オーナーさん双方に寄り添い、円満な退去をサポートしています。

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