相続は突然やってくるもの。親や配偶者など大切な人が亡くなった後に、財産を引き継ぐことになりますが、実はその「相続」には税金が関わることもあります。
中でも多くの方が関わる可能性があるのが「相続税」💰
とくに不動産を相続する場合、「税金を払うために家を売らなければならない」というケースも…。
今回はそんな相続税の基礎知識について、できるだけシンプル、分かりやすく解説します😊
※内容は一般的な解説です。制度は頻繁に変更されるため、詳細は都度税理士さんなどの専門家にご相談ください⚠️
📌相続税は10か月以内に申告・納税が必要!
相続税とは、「亡くなった方(被相続人)」の財産を、遺された人(相続人)が受け取る際にかかる税金です。
たとえば以下のような資産が対象になります:
- 不動産(土地・建物など)
- 預貯金・株式
- 生命保険金(一部)
- 借金(差し引くことができます)
📅申告期限は「相続の開始(=亡くなった日)から10か月以内」。
この期限内に、被相続人の財産を評価して、申告と納税を行う必要があります。
👉注意点:申告が遅れると延滞税や加算税の対象になることも。
🔁相続の流れと申告の手続き
相続税の申告までには、以下のようなステップがあります👇
- 相続の開始(被相続人の死亡)
- 相続人の確定(法定相続人の確認、戸籍調査など)
- 財産・債務の確認(遺産のリストアップ、借金の有無など)
- 遺産分割協議(誰が何を相続するかを話し合い)
- 遺産の名義変更や相続税の申告・納税
相続に関する手続きは専門的な内容が多く、司法書士・税理士などの専門家と連携することでスムーズに進めることができます🧑⚖️
📊相続税の計算方法(簡略版)
相続税は下記のステップで計算されます👇
STEP 1:課税遺産総額を出す
まずは被相続人が遺した財産をすべて洗い出します。
✅主な財産:
- 不動産(土地・建物)
- 預貯金、株式、保険金(一部)
- 借金や葬儀費用は控除できます
そこから「基礎控除額(3,000万円+600万円×法定相続人の数)」を差し引いて、課税遺産総額が算出されます。
STEP 2:相続税の総額を出す
法定相続分に応じて財産をわけたと仮定して、それぞれにかかる税率を適用。相続税率は10%〜最大55%と段階的に高くなります。
👉たとえば:
- 1,000万円以下:10%
- 5,000万円以下:20%
- 3億円超:55%
この計算をすべての相続人に当てはめて、相続税の総額を算出します。
STEP 3:各相続人の納税額を計算
遺産分割で実際に受け取る金額に応じて、各人の納税額を計算します。
その際に、配偶者控除や未成年者控除など各種控除も適用されます。
🏘️相続不動産はどう扱う?
不動産の相続には、評価や名義変更など多くの手続きが必要です。
💡ポイント:
- 土地の評価は「路線価」または「倍率方式」で決定
- 自宅を配偶者が相続する場合は「小規模宅地等の特例」が使える可能性あり
➡️330㎡までの土地の評価を80%減額できる制度です(一定条件あり)
このような特例を使えば、相続税の負担を大きく軽減できる場合も。
逆に、制度を知らないと「不動産を売って納税する」という事態になることもあります💦
🧾相続税の申告に必要な書類(主な例)
- 被相続人の戸籍謄本・住民票除票
- 相続人全員の戸籍謄本・住民票
- 財産を証明する資料(登記簿謄本、預金残高証明など)
- 遺産分割協議書
- 相続税の申告書一式
- 各種控除に関する書類(保険証書、扶養証明書など)
🔚まとめ|事前の備えが節税のカギ!
相続税は、「財産を相続するすべての人」に関係する可能性がある身近な税金です。
特に不動産を相続する場合は、納税や名義変更、分割協議などやるべきことがたくさん💦
👉だからこそ、生前から家族でしっかりと話し合っておくことが何より大切!
相続税の申告や対策について不安がある方は、必ず税理士などの専門家にご相談ください。
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会社名:株式会社nodachi(明石大久保の小さな不動産nodachi)
代表取締役:野田 紘史(のだ ひろふみ)
所在地:〒674-0058 兵庫県明石市大久保町大窪623番7号
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