お客様👤
「ノダチさん、地目って“田・畑・宅地”みたいにいろいろありますよね？
うちの土地も地目が“田”になっていて…家を建てるなら“宅地”に変更する必要があるんですよね？
どんな手続きが必要なのか教えてほしくて！」
ノダチ👨💼
「もちろんお任せください！地目変更は、不動産の評価や建築の可否にも関わる大切な手続きです。
今日は、地目変更に必要な準備・流れ・注意点まで、ぜんぶ分かりやすく解説しますね✨」
🟦【そもそも「地目」って何？】
お客様👤
「そもそも、地目って何を基準に決まってるんですか？」
ノダチ👨💼
「地目は“現在の土地の使われ方”で決まるんです。
登記簿に書いてある“地目”は法務局が管理していて、
『現況』が基準になります。」
📌地目の主な種類（代表例）
- 宅地
- 田
- 畑
- 山林
- 原野
- 雑種地
- 公衆用道路
- 牧場…など全部で23種類
ノダチ👨💼
「例えば、登記上は“畑”でも、実際には家が建って生活していれば“宅地”に変更する必要がありますよ。」
🟩【結論】
地目変更は “現況が変わった時” に行う手続き。
- 家を建てた → 宅地へ
- 駐車場として使い始めた → 雑種地 or 宅地へ
- 畑をやめた → 畑→雑種地 など
🟥【地目変更の大まかな流れ】
お客様👤
「じゃあ実際、地目を変えるにはどんな手続きが必要になるんですか？」
ノダチ👨💼
「流れはシンプルですが、“農地かどうか”で難易度が大きく変わります。」
【① 農地以外の地目変更（難易度：低）】
最も簡単なパターンです。
📌必要な書類（市街地ならこの程度）
- 地目変更登記申請書
- 変更事由を証明する資料
- 現況写真
- 公図
- 案内図
ノダチ👨💼
「宅地や駐車場への変更では、建物の確認や舗装状況の写真など、
“現況が変わったことを証明する資料”を添付します。」
📌誰が申請する？
土地所有者 or 司法書士が代行可能。
📌費用
- 司法書士報酬：3万〜6万円ほど（地域差あり）
【② 農地転用を伴う地目変更（難易度：高）】
お客様👤
「うちの地目は“田”なんですが…これは難しいですか？」
ノダチ👨💼
「はい、“農地”は別物なんです。
まず 農地法4条・5条の許可（＝農地転用） を取らないといけません。」
🔶農地の地目変更の流れ（必須）
Step1：農地転用の許可を取得
- 4条：所有者が自分で転用
- 5条：売買して転用
👉市町村→農業委員会で審査
👉許可証が出ないと次へ進めない
Step2：転用完了後、現況を宅地・駐車場などに整える
- 造成
- 排水
- 地盤改良 など必要に応じて施工する
Step3：地目変更登記を申請
（ここで初めて「宅地」になる）
🧾【具体的な必要書類】
農地転用を伴う場合は以下も必要になります。
- 農地転用許可証
- 事業計画書
- 土地利用目的の詳細
- 造成図面（必要な場合）
- 現況写真／配置図
ノダチ👨💼
「特に農地転用は書類数が多く、行政書士に依頼するのが一般的です。」
💰【かかる費用の目安】
■農地以外の場合
👉 3〜6万円
■農地を宅地に変更する場合
👉 転用許可＋造成で
20〜150万円
（規模次第で大きく変動）
🧭【注意点】
ノダチ👨💼
「ここはとても大事な部分なので覚えておいてください！」
✔ 許可なしで農地を宅地に変えると“違法”
→ 罰則・原状回復命令あり
✔ 転用しても、現況が宅地になっていなければ地目変更できない
→ 地目はあくまで“現況”を記録するもの
✔ 地目変更をしないと売却時にトラブル
→ 住宅ローン審査で止まるケースも
📝【最後にノダチから一言】
「地目変更は一見難しそうですが、
『今の土地の使われ方を正しく反映させる作業』
だと思っていただければ大丈夫です😊
特に農地の場合は、
“農地転用 → 整地 → 現況変更 → 地目変更”
という流れが絶対になります。
もし、読者の方が『うちの地目どうなってる？』と不安に思われたら、
いつでもノダチまで気軽にご相談くださいね！📞✨
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