1. そもそも側溝は誰のもの?「所有者」のナゾ
お客様: ノダチさん、先日案内してもらった物件なんですけど、家の前の側溝の蓋が割れているのが気になって。あれって、買った後に私が自費で直さなきゃいけないんですか?
ノダチ: 細かいところまでよく見ていらっしゃいますね!流石です。👏 結論から言うと、「その道路が公道(市道など)か私道か」によって決まります。
お客様: 道路の種類で決まるんですね。
ノダチ: はい。一般的に明石市が管理する「市道」であれば、側溝も市の所有物(公共物)です。つまり、管理責任は市にあります。逆に、近所の人たちで出し合って持っている「私道」の場合は、その所有者全員で管理することになります。
お客様: じゃあ、市道なら市役所に言えば無料で直してくれるんですか?
ノダチ: 基本的にはそうです!「蓋が割れていて危険だ」と伝えれば、市が修繕してくれます。ただし、注意が必要なのは「自分が車を入れるために、勝手に蓋をかけた場合」などです。
お客様: え、勝手にかけちゃダメなんですか?
ノダチ: 厳密には「承認工事」という手続きが必要なんです。自分で勝手に設置した蓋が割れた場合は、「設置した人が直してね」と言われるケースもあります。でも、通常の経年劣化なら市の負担で対応してくれることがほとんどですよ。😊
2. 道路の幅に「側溝」は含まれる?
お客様: もう一つ気になったのが、道路の幅です。チラシには「幅員4メートル」って書いてありましたけど、あの側溝の部分も入れて4メートルなんですか?それともアスファルトの部分だけ?
ノダチ: これはベテランの不動産屋でも一瞬「えーっと」となるポイントです。笑
お客様: 結構大事ですよね。車の出し入れに関わりますし。
ノダチ: おっしゃる通りです。結論から言うと、「側溝は道路の幅員に含まれる」のが一般的です。
お客様: え!じゃあ、タイヤが乗せられないような深い溝でも、幅に含まれちゃうんですか?
ノダチ: はい。境界杭(境界標)がどこにあるかが基準になりますが、基本的には側溝の外縁(家側)までが道路として扱われます。 ただし、これには「有効幅員」という考え方があります。
- 形式上の幅員: 側溝を含めた境界から境界まで。
- 有効幅員: 実際に車が通行できる、蓋がある部分やアスファルトの部分。
ノダチ: 例えば、蓋がないタイプの側溝(U字溝)だと、カタログスペック上は4メートルあっても、実際に車が通れるのは3.5メートルくらい……なんてこともあります。株式会社nodachiでは、必ず現地で「実際に使える幅」を測るようにしています。測量図だけで判断すると、後で「車が入らない!」なんてトラブルになりますからね。⚠️
3. 側溝の蓋(グレーチング)がうるさい時は?
お客様: あ、それと!あの鉄格子の蓋、車が通るたびに「ガシャン!」って音がしませんか?夜静かな時にあの音がすると気になるかもと思って。
ノダチ: ああ、グレーチングの騒音問題ですね。よく相談を受けます。
お客様: あれ、どうにかなるんですか?
ノダチ: はい、対策はいくつかありますよ!
- 騒音防止ゴムの設置: グレーチングと側溝の間にゴムを挟むだけで、驚くほど静かになります。
- ボルト固定型に変える: 最近の新しい分譲地などは、ネジで固定するタイプが増えています。
- 市役所に相談: 市道の騒音がひどい場合、市がパッキンを挟むなどの応急処置をしてくれることもあります。
ノダチ: お客様が検討されている物件の前の側溝も、私が一度車で通ってみて確認してみますね。もし音がひどければ、契約前に市へ要望を出せるか確認してみるのも手です。👍
4. 側溝の掃除は誰の役目?
お客様: 掃除はどうですか?落ち葉が詰まったりすると、雨の日に溢れそうで。
ノダチ: 耳が痛いお話ですが……実は側溝の「日常的な清掃」は、その家の前の住民が行うのが慣習となっている地域がほとんどです。😅
お客様: えー!市の所有物なのに?
ノダチ: 理屈ではそうなんですけど、市役所が市内の全側溝を毎日掃除して回るのは現実的に無理ですよね。なので、明石市でも「家の前の美化は住民の皆さんでお願いします」というスタンスです。
お客様: なるほど。町内会のドブ掃除とかがあるってことですね。
ノダチ: その通りです!最近は 「ここは町内会がしっかりしていて、みんなで一斉にやるから綺麗ですよ」とか、「ここは自由な雰囲気ですよ」とか。住んでからのイメージが湧くように、泥臭い情報もお伝えします!💪
5. 側溝がない道路には要注意!?
お客様: 逆に、側溝がない道路ってありますよね?スッキリしてていいなと思うんですけど。
ノダチ: 実は、「側溝がない」ほうが注意が必要な場合もあるんです。
お客様: え、どうしてですか?
ノダチ: 側溝がないということは、雨水の行き場がないということです。
- 浸透式: 地面に染み込ませるタイプ。大雨の時に溢れやすい。
- L字溝: 道路の端が少し高くなっていて、水を集めるタイプ。
ノダチ: 特に古い住宅地だと、排水計画がしっかりしていなくて、大雨のたびに道路が冠水したり、自分の敷地に水が流れ込んできたりすることもあります。 側溝があるというのは、「排水ルートが確立されている」という安心材料でもあるんですよ。
6. ノダチからのアドバイス:現地でここをチェック!
お客様: 側溝一つとっても、奥が深いんですね……。今度現地に行くとき、どこを見ればいいですか?
ノダチ: 私と一緒に、以下の3点をチェックしましょう!
- 境界杭の位置: 側溝の「中」にあるか「外」にあるか。これで敷地面積が変わることもあります。
- 蓋の種類と状態: コンクリートか鉄格子(グレーチング)か。割れがないか。
- 水の流れ: 泥が溜まりすぎていないか。ボウフラ(蚊)の発生源になっていないか。
ノダチ: 雨の日の様子なども予測しながらアドバイスさせていただきますね!
まとめ
お客様: ありがとうございます!側溝のこと、すごくよくわかりました。ただの溝だと思ってましたけど、権利関係や管理のことが詰まってるんですね。
ノダチ: そうなんです。不動産は「建物」に目が行きがちですが、その周りの「インフラ」も同じくらい大切です。 私のような小さな会社だからこそ、大きな不動産会社が見逃しがちな「側溝の蓋のガタツキ」一つまで、一緒に丁寧に確認していきましょう!😊
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